幼少期からの活字学習に加え、スマホやパソコンの普及によって、年々日本人の視力低下が著しくなっています。
視力回復は多くの人々の望みであり、メガネやコンタクトレンズ生活から解放されたいという人は多いですよね。
私自身もその一人です。
しかし、現代科学ではまだ、目薬で視力を回復することはできません。
残念ながら、レーシックなどの外科的手術以外では、視力を根本的に回復させることが出来ません。
しかし、『目に良い目薬』が存在することも事実です。
そこで、目薬の効果や、視力回復に役立つ目薬の成分に関して紹介します。
視力低下の原因は？
そもそも視力低下の原因とは一体何でしょう？
視力低下の原因は人によって様々で、近視や乱視、白内障や老眼など、病態も多様に存在します。
視力を回復させるためには、各病態に合った治療を行うことが重要であり、病態によっては適切な治療によって視力低下を抑制することも可能です。
そのため、まずは自分自身の視力低下の要因を探ることが大切であり、これには専門家の診断が必須です。
『目が見にくい』『目が見えにくくなった』と感じている人は、自分で判断をせず、早く眼科に行くのが賢明です。
近視や乱視、老眼などによる視力低下を薬で治療することは難しいですが、疲れ目やドライアイ、緑内障や白内障であれば目薬による治療が効果を発揮する可能性もあります。
そのためにも、まずは眼科に行って原因を特定しましょう。
近視とはどんな病気？
近視というのは、近くはよく見えても遠くがぼやけて見えるようになる症状のことです。
近くは見えるけど遠くのものが見にくいという人は、近視症状が出現していることになります。
近視は網膜の『ピント調節』に異常が起きている状態ですので、この近視症状そのものを目薬で取り除くことは困難です。
しかし、疲れ目によってピントが合いにくくなっているとか、ドライアイによって目がかすむことで近視症状が出現しているという場合であれば、ビタミン含有の目薬や、ドライアイを改善するタイプの目薬などを使用してあげることで、視界が明るくなる可能性があります。
このように、近視症状自体は同じでも、その根本的な要因によってタイプを分類することができ、場合によっては効果的な目薬を見つけられるかもしれません。
目に良い目薬まとめ
ではここからは『目に良い』とされている目薬を紹介していきます。
市販されている製品から、病院で処方してもらう薬まで様々なものが存在します。
眼科でアドバイスを受けましょう。
人工涙液
人工涙液というのはその名の通り、涙液（涙）を補充することが出来る目薬です。
涙の成分を点眼することによって、眼全体に潤いを保ち、保湿することが出来ます。
目の渇き（ドライアイ）を改善し、角膜を保護する働きがあります。
ヒアルロン酸含有製剤
ヒアルロン酸が含有されている目薬は、より強力に涙液の水分を保持することが出来ます。
角膜上に水分を保つことが可能になり、目の保護に効果的です。
ビタミン含有目薬
ビタミンが含有されている目薬を使用することで、目の疲れを緩和する効果が期待できます。
特に長時間のパソコン作業やスマホ使用によって目がダメージを受けている場合などには、ビタミンが含有された目薬が効果的です。
具体的にはビタミンB1、B6、B12などが使用されています。
ビタミン含有の目薬によって、視界を調節する機能が改善したり、明るさを調節したりするサポートがしやすくなることが分かっています。
用法用量を守って使用しましょう。
ムチン産生促進薬
粘膜の構成成分であるムチンの産生を増やすことで、粘膜を保護して粘膜を強くすることができます。
このムチンを目薬によって増加させることで、目の潤いを保ち、ドライアイを改善する効果が期待できます。
粘膜が弱ると様々な目の病気にかかりやすくなります。
目の病気を未然に予防するためにも、強く柔軟な粘膜を作ることは重要です。
視力低下の原因を調べることが重要
視力低下の原因は一律ではありません。
原因を知ることで効果的な治療方法を知ることができます。
市販薬（ドラッグストアで購入できる薬）にも様々なものがありますが、視力低下の原因が分からぬまま使用することはおすすめできません。
まずは専門医に受診して、目の状態を確認しておくことが重要です。
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