豊かな国日本では平均寿命が年々延長しており、『人生100年時代』が目前まで迫っています。
2019年には100歳以上の人が7万人を突破したといわれています。
百歳長寿の秘訣はさまざまですが、今回は食事法や食べ物に焦点を当てて、長生きの秘訣を紹介していきます。

＃長生きの秘訣は食事にあり！

我々人間は、1日3食を食べるとすると、1年間に1000回以上の食事をすることになります。
100年でなんと10万回以上になります。
そんな年間1000回以上の食事が体に与える影響は非常に大きく、毎日の食事によって健康的な心身が形成されているといっても過言ではありません。
もちろん、『長生き』や『長寿』のためには健康的な食事が必須です。
健康的に長生きをするための食事方法を紹介します。

長寿の食事とは！？

規則正しく食べる
1日3食食べる
バランスよく食べる
和食中心の食生活
ゆっくりよく噛んで食べる
多くの品目を食べる
などなど
長生きする食事法とは、『健康的な食事をあたり前のように続けること』です。
1日3食バランスの良い食事をゆっくりよく噛んで食べる。
栄養バランスを意識して多くの品目を美味しく食べる。
長寿の秘訣に特別なことは何もありません。
子供でも知っているであろう、健康に良いとされる食事法を毎日実践し続けることです。
これこそが長寿の秘訣です。
しかし現実はそんなに簡単ではありません。
分かっていても食べ過ぎる
休肝日を作っていても飲みすぎる
脂っこいものばかり食べている
忙しくてファストフードを急いで食べている
自炊が面倒で毎日カップラーメンばかり
健康的な食事が長生きの秘訣だと分かっていても、多くの人は目の前の欲望に勝てず、食べ過ぎ、飲みすぎてしまいます。
多くの人が理想的な食事法を『理解していても』、毎日実践することができません。
そのため、まずは『健康的な食事を今日から実践する』という目標を立てましょう！

目標をたてましょう！

健康的な食事法を実践するにあたって、まずは目標を決めましょう。
平日は健康的な食事をする
土日は必ず休肝日にする
1ヶ月間カップラーメンは食べない
目標を決める際には、具体的な期限を決めて目標をたてることがおすすめです。
特に、健康的なライフスタイルの実践を継続するにあたっては、具体的な期限の設定が必須です。
健康的な食事法を実践したからといって、すぐに体調に変化が出るわけではなく『こんなことを続けても意味がないのではないか』というネガティブな感情に悩まされることになります。
そのため、『1ヶ月は頑張る』とか、『土日は頑張る』といったような具体的な期限やスケジュールを決めて実践するのが効果的です。
また、体重や血糖値、血圧など、食事改善の影響が比較的早く出るような指標を見つけて、それを目標として設定することもおすすめです。
まずは食事法を実践する目標を定めましょう。
また、『なんのために実践するのか？（健康のため、長生きのため）』という最も重要なことを忘れてはいけません。

ゆっくりよく噛んで食べること！

長生きの秘訣は『ゆっくりよく噛んで食べる』ことにあります。
ゆっくり食べることで、満腹中枢が刺激されやすくなり、食べ過ぎや飲み過ぎを防ぐ働きがあることは知られています。
よく噛んで食べるメリットはそれだけではありません。
『歯を丈夫にする』効果があります。
唾液分泌を促し、歯や歯茎に必要な刺激を加えることで、口腔内を健康に保ちやすくなります。
口腔内（歯）の健康は長生きに直結しています。
さまざまな理由で歯を失ってしまった人は、歯を健康に保っている人と比べて栄養状態が悪化しやすいです。
歯が弱ることで食事から十分な栄養素を吸収できなくなるため、免疫力も低下し、様々な疾患を合併しやすくなります。
健康的で長生きな食事をするためには、丈夫な歯が必須なのです。
長生きするため、口腔内を健康にするためにも、ゆっくりよく噛んで食べるということを意識しましょう。

毎日の食事で健康的な暮らしを

毎日の食事が健康的な心身を支えています。
年間1000回以上の食事とどのように向き合うかということは、長い人生において非常に重要な課題でもあります。
一度ゆっくりと時間をとって、自身の食事方法を見直してみて下さい。
食事こそが健康で長生きの秘訣です。