日々の食生活が健康と密接に関係していることはいうまでもありません。
健康的な食生活が健康的な体を作り、食生活の乱れが体の不調を招きます。
そこで今回は、毎日健康的な食事ができるように、おすすめの献立を紹介します。
健康的な献立の考え方!
健康的な献立を作るためには、『主食・主菜・副菜(汁物)』をバランス良く組み合わせることが重要です。
まずはこの基本的な考え方を確認しておきましょう。
主食
主食とは、ごはんやパン、めん類などの炭水化物が一般的です。
炭水化物には糖質がたっぷり含まれており、カラダや脳を動かすエネルギー源となります。
一方、糖質の過剰摂取は肥満などに繋がりますので、炭水化物の摂取量には注意が必要です。
主菜
主菜とは、肉や魚、卵、大豆製品などをつかったメインとなるおかずのことです。
筋肉や骨など、体作りの基本となる栄養素がたくさん含まれています。
タンパク質を賢く摂取することで、美しい体や強い体を作ることができます。
副菜
副菜とは、野菜やいも、きのこ、海藻を使ったおかず(サラダや煮物など)です。
食物繊維やビタミン、ミネラルなどの栄養素を含んでいるため、体の調子を整えるのに役立ちます。
主菜だけでは補えない植物性の食物繊維などを意識的に摂取するのが良いでしょう。
汁物
汁物は主菜や副菜として分類されることがあります。
汁物を献立に追加する時のポイントとして、主菜や副菜に含まれてない食材を使用するというのがおすすめです。
海藻類や魚介類など、汁物にすることで調理をしやすくするメリットもあります。
毎日の献立を決めるコツ!
毎日の献立を考えるのはとても大変ですよね!
しかも、『主食・主菜・副菜(汁物)』を意識しながら作るというのは非常に難しい…。
ということで、そんな毎日の献立を考える“コツ”を紹介します。
主菜から決める
献立を決めるときはメインとなる主菜から決めるのがおすすめです。
主菜を決めてしまえば、それに合うように汁物や副菜を考えることができます。
食材や栄養バランスなどを決めるのにも役立ちます。
肉・魚・大豆・卵…まずはメインとなる主菜の食材を決めましょう。
肉と魚を交互に使うことを基本としましょう
また、毎日豚肉ばかりを食べたり鮭ばかりたべるということではなく、豚肉や鶏肉、鮭やサンマなど、さまざまな種類の食材を使用するのが大切です。
メインとなる肉と魚に加えて、卵や大豆などを加えた料理を主菜とすることで、栄養バランスが整った献立にすることができます。
一品料理は週〇回と決める
一品料理とは、麺類や丼もの、カレーライスやハヤシライス、ドリアなどのことです。
主食と主菜がひとつになった人気の献立です。
手軽に料理ができて美味しいだけではなく、コスパも非常に良いため、毎日一品料理になってしまうという人も少なくないでしょう。
しかし、一品料理は栄養素が偏りがちになり、カロリーも高い傾向にあります。
そのため、一品料理はランチを含めて週3回までにするなど、自分自身のルールを決めておきましょう。
また、一品料理を献立に使う際には『オーバーカロリーに注意する』というものポイントです。
一品料理は主食(炭水化物)と主菜(メイン)がひとつになっているため、一品料理にさらに主菜を加えるとオーバーカロリーになります。
*)ラーメンとからあげ、牛丼とうどんなど
一品料理を献立に使う際には、総合的なカロリーに注意しましょう。
毎日の献立で健康的な体を!
毎日の献立を決めることは簡単ではありません。
しかし、その毎日の食事こそがカラダづくりの基本です。
忙しくて献立を考えるのが大変な時は、定食などのデリバリーサービスもおすすめです。
*)外食(デリバリー)ばかりにならないように注意
手軽に献立を調べられるサイトやアプリもたくさんあるため、自分にあったものを探してみましょう。
また、食事だけでは不足しがちなビタミンやミネラルは、サプリメントや青汁などの補助食品で補うのがおすすめです。
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